俺の妻は腐女子ですがなんら問題ありません。〜交際0日婚で腐女子の私は甘々に溺愛されてます〜
俺の妻は世界一可愛い六月の花嫁。
待ちに待った十八日の土曜日。早く起きようと六時にセットしていたアラームよりも少し早く目覚めアラームが鳴る前に止めた。俺の横でまだぐっすりと眠っている美桜を起こさないように静かにベットから降りると、「んぅ〜」と唸りながら寝返りをする美桜にビクッと心臓が飛び跳ねる。リビングのシャッターを開けるとジメジメしていた梅雨も今日ばかりは俺を応援してくれているかのようにカラッと晴れた晴天。寝起きの身体にはくらりと眩しいくらいだ。両手を上にあげ、背筋をグッと伸ばす。おかげで気合も入り、早速梅雨の間溜まってしまった洗濯物を洗濯機に入れてスイッチを押し、パジャマ(ってもTシャツ、ハーツパンツなんだけどな)の上からエプロンをつけちょっと手の込んだ朝ご飯を用意する。