俺の妻は腐女子ですがなんら問題ありません。〜交際0日婚で腐女子の私は甘々に溺愛されてます〜
布団がもそりと動き布団の隙間から俺を覗き見る美桜。控えめに言って可愛すぎる。それなのに俺は今から明日の予定をドタキャンしようとしているなんて本当に最低だ。罪悪感で一杯になるが、意を決して美桜に断りを入れる。
「あ、ごめん。起こしちゃったね」
「ううん、大丈夫だよ。電話大丈夫?」
「あー、それなんだけどさ……」
理由を言わずに指輪を買いに行くのは来週でもいいかと聞いたら全く躊躇わずにいいよ、と言われちょっと凹んだ。でも俺が明日行く場所はどうしてもバレたくない。見られたらとんだ痴態を晒す事になるのだから。
明日行きたくねぇ……と思いながら美桜を抱きしめて眠りについた。
「あ、ごめん。起こしちゃったね」
「ううん、大丈夫だよ。電話大丈夫?」
「あー、それなんだけどさ……」
理由を言わずに指輪を買いに行くのは来週でもいいかと聞いたら全く躊躇わずにいいよ、と言われちょっと凹んだ。でも俺が明日行く場所はどうしてもバレたくない。見られたらとんだ痴態を晒す事になるのだから。
明日行きたくねぇ……と思いながら美桜を抱きしめて眠りについた。