隣人と仲良し

「私、頭きて聞いたのよ。
 なんでイスなのよってそしたら尚なんて言ったと思う?」

「…検討もつきません。
 イスを描いてしまう、時点で理解が出来ません」

尚ナオは…。

「どうしてもこのイスのアンティークっぷりを描きたかったんだ。
 え?君がモデルだったの?
 失敗したな、こんな美女もう描けないかもなのに。
 描けば良かったな君を…」

少年笑顔な尚ナオ。

ズキューン。

尚ナオの素直さにやられた香カオ。

「…それは恋と言うやつですか?」

もし、そうだったら靭ジンは邪魔者なくらい二人の仲に割って入っていた。

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