君に伝えた好きの数。


*



「ねぇ、去年の織姫さん」



「なぁに、今年の織姫さん」



明石くんと話した後、私はめいちゃんのところにきた。


やっぱり先輩の力を借りたいと思って、、、ね?



「どうやったら織姫になれるのっ!?」



ニヤッと笑うめいちゃん



「そうだなぁ、じゃあ明日の朝、校門前に8:00集合ね!」



「え!?早起き!何で!?」



「何でって…宣伝するからに決まってんじゃない」



「せん…でん?」



「そうよ。まずは知ってもらわなきゃ。今年はひなたが織姫に立候補することを」



「な、なるほど〜〜…」



「ちなみに他のクラスも明日から毎日やるみたいだから、気合いを入れてやるよ」



「はい!!」


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