君に伝えた好きの数。



「ひなた軽すぎ」



そう言って私をベットに下ろす明石くん。


……絶対明石くんが力持ちなだけだけどね




はぁぁ、本当に申し訳ないよ…


しかも、お母さんいま出張でいないし…



まぁでも、なんとかなるかな…



「明石くんありがとう、気をつけて帰ってね…」



ごめんね、送れなくて…

むしろ送ってもらっちゃったし…



うう、不甲斐ない…




「ふっ……お前はこんな時でも人の心配かよ」



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