君に伝えた好きの数。



結局、明石くんが本当に可愛いって言ってくれたのかは

分からなかったけど………



やっぱり明石くんのそばにいられるなら、

それでいいや。



なんて呑気に、考えてた私。



ーーーこの時の私は忘れていたのだ。



今日はあの、“七夕祭”だということを……。


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