君に伝えた好きの数。



「……はぁ、違う意味なんだけど……まぁ、いっか」




「!?何が違うの!?」




「ん、いいからいいから。それよりほら、花火始まる」




「はっ!!!見よう!明石くんっ!」




そう言って私たちは特等席に座る




「………ねぇ、明石くん」




「ん?なに、ひなた」




‥‥夢なら覚めないで




「明石くんのことが好きだよ」




「俺も、好きだよ」




夢じゃない、?

そう思ってほっぺたをつねる



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