きみと、どこまでも堕ちていきたい
「最近残業続いてるだろ。無理してないか?」

「私は大丈夫ですよ。それより二階堂さんこそ、無理してるんじゃないですか?」

「まあなー結構疲れがたまってきたな。最近はずっとこれだよ」

二階堂は手に持っていた栄養ドリンクを私に見せる。

「最近二階堂さん、全然休憩に行ってませんよね。ちゃんとご飯たべないと痩せちゃいますよ」

すでに1ヶ月前より痩せているように見えるけどね。
そのまま栄養不足と過労で死んでくれたら、私は嬉しいんだけれど。





「なら…今日の夜、一緒にご飯食べてくれる?」


その言葉に、私はコーヒーを飲む手を止める。


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