きみと、どこまでも堕ちていきたい
二階堂と肉体関係になって、ちょっと余裕ぶってた。
でもこんなんじゃ生ぬるかった。

私の決意が甘すぎた。

あいつは、私のお姉ちゃんを殺した同然なのに。

どんなことをしたか思い知らせるために、二階堂の家庭を壊して、絶望させるために同じ会社に入ったんだ。

私たち家族が味わった絶望を、あの男にも感じてほしい。


改めて決意した。
私は、どんな手を使っても絶対に二階堂に復讐する。
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