8月25日(後編)
遠くから聞こえた声にハッとすると数人の男子が近づいてきた。
「てっきり校舎内にいるのかと思ってたから探したよ〜」
なんて言いながらカードを差し出してくる。
「すみません…」
と謝りながらスタンプを押すと、楽しそうに去って行った。
どうやらスタンプラリー意外と楽しんでもらっているようだ。
それからも、大勢の人にサンタマークのスタンプを押し続けた。
見つからないと思いこの場所を選んだけど、格好が格好なだけに目立ってしまうようだ。
ある程度すると落ち着いたのか人がまばらになり、気づけば交代まで1時間を切っていた。
「っはぁ…何か疲れた…」
柱に背中を預けながらため息をつくと遠くから聞き覚えのある声が…。
「いたいた〜紗良サンタ」
うげ…飛鳥くんだ。
「てっきり校舎内にいるのかと思ってたから探したよ〜」
なんて言いながらカードを差し出してくる。
「すみません…」
と謝りながらスタンプを押すと、楽しそうに去って行った。
どうやらスタンプラリー意外と楽しんでもらっているようだ。
それからも、大勢の人にサンタマークのスタンプを押し続けた。
見つからないと思いこの場所を選んだけど、格好が格好なだけに目立ってしまうようだ。
ある程度すると落ち着いたのか人がまばらになり、気づけば交代まで1時間を切っていた。
「っはぁ…何か疲れた…」
柱に背中を預けながらため息をつくと遠くから聞き覚えのある声が…。
「いたいた〜紗良サンタ」
うげ…飛鳥くんだ。