8月25日(後編)
え…今、なんて?…
てっきりけなしてくるのかと…。
何か調子狂うな〜。
「あと2人残ってるし、そろそろ行こ」
と菊池くん。
「そうだな。じゃ、さようなら、紗良サンタ」
飛鳥くんはクスッと笑顔を残すと歩いて行った。
いつもあんな感じならいいのに。
そしたらもっと可愛がるのにな〜。
なんて思いながらボーっとグランドを見つめる。
午後からどうやって時間を潰そうかな?
……水樹くんと回ってみたかったな。
そしたらもっと楽しめただろうし、いい思い出にもなったはず。
あーダメダメ。
そういうことはもう考えないようにしよう。
それより1人でも回れそうなところあるかな〜?
とポケットからパンフレットを取り出そうとすると、ポケットの入り口に引っかかりそのまま落としてしまった。
てっきりけなしてくるのかと…。
何か調子狂うな〜。
「あと2人残ってるし、そろそろ行こ」
と菊池くん。
「そうだな。じゃ、さようなら、紗良サンタ」
飛鳥くんはクスッと笑顔を残すと歩いて行った。
いつもあんな感じならいいのに。
そしたらもっと可愛がるのにな〜。
なんて思いながらボーっとグランドを見つめる。
午後からどうやって時間を潰そうかな?
……水樹くんと回ってみたかったな。
そしたらもっと楽しめただろうし、いい思い出にもなったはず。
あーダメダメ。
そういうことはもう考えないようにしよう。
それより1人でも回れそうなところあるかな〜?
とポケットからパンフレットを取り出そうとすると、ポケットの入り口に引っかかりそのまま落としてしまった。