8月25日(後編)
教室にリュックを取りに行き、そのまま平野くんと下駄箱まで向かうと懐かしい顔があった。
「お、晴人!」
と平野くんが手をあげると、一瞬驚いた表情を見せた与田くん。
「逞…何で?」
平野くんとわたしが一緒にいることが不思議だったのか、与田くんが少し首を傾げた。
「あ〜色々あってちょっとね。それより晴人は何してんの?彼女待ち?」
「…そんなとこ」
そう返事をした与田くんと目が合う。
「ひ、久しぶり!与田くん」
目が合ったからには何か言わないと、と出た言葉がこれだった。
「久しぶり。夏目さんなんか雰囲気変わったね」
「え?そ、そうかな…?」
「明るくなった。あんなに喋らなかったのが嘘みたい」
与田くんは少し口角を上げながらそう言った。
確かに、入学仕立ての頃と今とじゃ180度変わったと言われてもおかしくない。
ほんと、わたし変わったな〜。
「お、晴人!」
と平野くんが手をあげると、一瞬驚いた表情を見せた与田くん。
「逞…何で?」
平野くんとわたしが一緒にいることが不思議だったのか、与田くんが少し首を傾げた。
「あ〜色々あってちょっとね。それより晴人は何してんの?彼女待ち?」
「…そんなとこ」
そう返事をした与田くんと目が合う。
「ひ、久しぶり!与田くん」
目が合ったからには何か言わないと、と出た言葉がこれだった。
「久しぶり。夏目さんなんか雰囲気変わったね」
「え?そ、そうかな…?」
「明るくなった。あんなに喋らなかったのが嘘みたい」
与田くんは少し口角を上げながらそう言った。
確かに、入学仕立ての頃と今とじゃ180度変わったと言われてもおかしくない。
ほんと、わたし変わったな〜。