8月25日(後編)
「前に、水樹くんに中途半端な付き合いはしたくないって言われて、その時はその意味がわからなかったけど、最近やっとそれがわかってきて…」
「要するに堂々とイチャイチャしたいんだね?」
和子はニヤニヤしながらそう言った。
イチャイチャとは違うけど…
でも、案外間違ってないのかも。
手繋いだり、ハグしたり…
そういうことをしたいと思っている自分がいる。
「でも、紗良の場合、もう慧くんからの返事は決まってるからいいね!わたしは…もう少し様子見てから告白しようと思ってる」
そう言った和子の頬は少し赤い。
様子見しなくても、朝陽も同じ気持ちだと思うよ。
ってことはあえて言わないでおこう。
「あっっ!紗良っ、時間過ぎてるよ!」
和子の大声に思わず体がビクッと驚く。
時計を見ると、集合時間を10分も過ぎていた。
「要するに堂々とイチャイチャしたいんだね?」
和子はニヤニヤしながらそう言った。
イチャイチャとは違うけど…
でも、案外間違ってないのかも。
手繋いだり、ハグしたり…
そういうことをしたいと思っている自分がいる。
「でも、紗良の場合、もう慧くんからの返事は決まってるからいいね!わたしは…もう少し様子見てから告白しようと思ってる」
そう言った和子の頬は少し赤い。
様子見しなくても、朝陽も同じ気持ちだと思うよ。
ってことはあえて言わないでおこう。
「あっっ!紗良っ、時間過ぎてるよ!」
和子の大声に思わず体がビクッと驚く。
時計を見ると、集合時間を10分も過ぎていた。