8月25日(後編)
水樹くんの腕の中から抜け出すと、ゆっくり振り返り向き合う形に。
どうしようっ!?
緊張マックスだ…!!
「み、水樹くん…」
今のわたしは水樹くんと呼ぶことも精一杯で声が震える。
言わないと…!
ちゃんと目を見て言う、って決めてたから。
意を決して顔をあげると、水樹くんと瞳を絡めた。
「水樹くん…好き、だよ。大好き、だから…わたしと付き合ってっ……」
言い終わる前に再び抱きしめられてしまい…
「それ、俺のセリフ。紗良ちゃんに言われるなんて思ってなかった」
そう言うと水樹くんは少し離れて「俺も好きだよ」と言ってくれた。
この瞬間、わたしたちの思いは再び繋がった。
「嬉しかった…さっき、晴人にちゃんと言ってくれて」
「どこから聞いてたの?」
どうしようっ!?
緊張マックスだ…!!
「み、水樹くん…」
今のわたしは水樹くんと呼ぶことも精一杯で声が震える。
言わないと…!
ちゃんと目を見て言う、って決めてたから。
意を決して顔をあげると、水樹くんと瞳を絡めた。
「水樹くん…好き、だよ。大好き、だから…わたしと付き合ってっ……」
言い終わる前に再び抱きしめられてしまい…
「それ、俺のセリフ。紗良ちゃんに言われるなんて思ってなかった」
そう言うと水樹くんは少し離れて「俺も好きだよ」と言ってくれた。
この瞬間、わたしたちの思いは再び繋がった。
「嬉しかった…さっき、晴人にちゃんと言ってくれて」
「どこから聞いてたの?」