8月25日(後編)
いったいいつから…?
「ごめん。ほぼ全部、かな。晴人を探しに来たら、紗良ちゃんといるところ見かけてそれで」
「そうだったんだ…」
じゃ、もうやり取りは全部聞かれてたんだね。
そして、与田くんの気持ちも水樹くんは知ってたんだね。
だからあの時、聞いてあげてほしいって言ったんだ…。
「俺、もっと紗良ちゃんのこと信じるよ。あ、別に信じてなかったわけじゃないんだけど、色々と心配だった。でも、もう大丈夫そうだから」
水樹くんは優しく笑うと、頭に手を乗せ瞳を絡めてきた。
やっぱりわたしは水樹くんのその瞳が好きだ。
いつも真っ直ぐ見てくれるその瞳が。
「そろそろ戻ろっか。これ、初日から説教かな〜」
と頭を掻く姿に顔の筋肉が緩む。
また今日からわたしの彼氏なんだな〜。
そう思うとニヤけずにはいられないや。
「ごめん。ほぼ全部、かな。晴人を探しに来たら、紗良ちゃんといるところ見かけてそれで」
「そうだったんだ…」
じゃ、もうやり取りは全部聞かれてたんだね。
そして、与田くんの気持ちも水樹くんは知ってたんだね。
だからあの時、聞いてあげてほしいって言ったんだ…。
「俺、もっと紗良ちゃんのこと信じるよ。あ、別に信じてなかったわけじゃないんだけど、色々と心配だった。でも、もう大丈夫そうだから」
水樹くんは優しく笑うと、頭に手を乗せ瞳を絡めてきた。
やっぱりわたしは水樹くんのその瞳が好きだ。
いつも真っ直ぐ見てくれるその瞳が。
「そろそろ戻ろっか。これ、初日から説教かな〜」
と頭を掻く姿に顔の筋肉が緩む。
また今日からわたしの彼氏なんだな〜。
そう思うとニヤけずにはいられないや。