8月25日(後編)
修学旅行2
部屋に戻ると和子たちの姿が見えた。
「紗良っ、おかえり!今まで何してたの?」
和子が心配そうに駆け寄ってくる。
「先生にはうまく誤魔化しといたから心配いらないよ」
と山岡さん。
「ありがとう」
山岡さんにお礼を伝えると、和子に視線を戻した。
「水樹くんと話してた」
「与田くん、だっけ?あのあと?」
「うん。それで…水樹くんに気持ち伝えてきた」
そう言うと和子は驚いた表情を見せた。
その後ろで山岡さんと藤代さんも驚いた反応を見せていた。
「で、慧くんの返事は!?何だって?」
「……つ、付き合うことになりました」
あまりの恥ずかしさに俯きながら小声でそう言った。
友達に報告することが、こんなにも恥ずかしいとは思ってなかったな。
「紗良っ、おかえり!今まで何してたの?」
和子が心配そうに駆け寄ってくる。
「先生にはうまく誤魔化しといたから心配いらないよ」
と山岡さん。
「ありがとう」
山岡さんにお礼を伝えると、和子に視線を戻した。
「水樹くんと話してた」
「与田くん、だっけ?あのあと?」
「うん。それで…水樹くんに気持ち伝えてきた」
そう言うと和子は驚いた表情を見せた。
その後ろで山岡さんと藤代さんも驚いた反応を見せていた。
「で、慧くんの返事は!?何だって?」
「……つ、付き合うことになりました」
あまりの恥ずかしさに俯きながら小声でそう言った。
友達に報告することが、こんなにも恥ずかしいとは思ってなかったな。