8月25日(後編)
その時、チャイムが鳴り響いた。
水樹くんだ!
急いで階段をおり、玄関を開けると笑顔の水樹くんが立っていた。
…のはいいんだけど……
どうしよう…
今日の水樹くん、すごくかっこいい。
とても直視できそうにないから困る。
「ごめん、待った?」
と顔を覗き込んでくるから、もっと困る。
「あれ?紗良ちゃん顔赤い…夏バテ?大丈夫?」
顔が赤いのは水樹くんのせいだ。
ズルい…ズルすぎるよ。
「だ、大丈夫だから」
「ほんと?祭り行けそう?」
という返事には何度も頷いて見せた。
このお祭りは例え熱があっても行く。
水樹くんだ!
急いで階段をおり、玄関を開けると笑顔の水樹くんが立っていた。
…のはいいんだけど……
どうしよう…
今日の水樹くん、すごくかっこいい。
とても直視できそうにないから困る。
「ごめん、待った?」
と顔を覗き込んでくるから、もっと困る。
「あれ?紗良ちゃん顔赤い…夏バテ?大丈夫?」
顔が赤いのは水樹くんのせいだ。
ズルい…ズルすぎるよ。
「だ、大丈夫だから」
「ほんと?祭り行けそう?」
という返事には何度も頷いて見せた。
このお祭りは例え熱があっても行く。