8月25日(後編)
あーやっぱりわたしの出る幕はないのかもしれない。
ケビンの優しさは、もうとっくに愛さんには伝わってる。
そんな2人を見ていると、わたしが選んだ行動は正しかったと思えた。
あの合鍵を持つのは愛さんであってほしい。
そう思った。
それから、わたしたち3人の共通が慧くんであることで話しは盛り上がった。
「紗良ちゃんたちのこと、逞に聞いてて気になってたんだよね」
と向けられた愛さんの視線。
「複雑な別れ方したんでしょ?」
「複雑というか…あの時はその決断が正しいと思っていたので、別れたことに後悔はしていません」
あの別れがあったおかげで、今の道に進めたこともあるし。
慧くんはどう思ってるのかわからないけど、わたしは後悔なんてしていない。
会いたくなったり、声を聞きたくなったり、触れたくなったり…
色んな感情はあったけど、なんとか乗り越えてこれたしね。
ケビンの優しさは、もうとっくに愛さんには伝わってる。
そんな2人を見ていると、わたしが選んだ行動は正しかったと思えた。
あの合鍵を持つのは愛さんであってほしい。
そう思った。
それから、わたしたち3人の共通が慧くんであることで話しは盛り上がった。
「紗良ちゃんたちのこと、逞に聞いてて気になってたんだよね」
と向けられた愛さんの視線。
「複雑な別れ方したんでしょ?」
「複雑というか…あの時はその決断が正しいと思っていたので、別れたことに後悔はしていません」
あの別れがあったおかげで、今の道に進めたこともあるし。
慧くんはどう思ってるのかわからないけど、わたしは後悔なんてしていない。
会いたくなったり、声を聞きたくなったり、触れたくなったり…
色んな感情はあったけど、なんとか乗り越えてこれたしね。