8月25日(後編)
待ち合わせをした場所まで戻ってくると、思い出したように紙袋をケビンに差し出す。
「これ、沖縄のお土産。少ないけど愛さんと食べて」
そうだ。
今日ケビンと待ち合わせしたのは、お土産を渡すためだった。
愛さんと会うことができで、すっかり忘れていた。
「ありがとう」
と受け取るケビンから愛さんに視線を向ける。
「愛さん、ケビンのこと、よろしくお願いします。ケビンは最高の友達なのでオススメですっ」
どうかケビンの気持ちが通じますように。
「紗良ちゃんのお墨付きなら安心ね」
とケビンに笑いかける愛さん。
そこで2人とは別れた。
ケビンの気になる人が愛さんでよかった。
愛さんならケビンを裏切ったり、傷つけるようなことはしないだろうから。
思いやりがあって優しいケビンにも、幸せになってもらいたい。
それが愛さんとだったらいいな。
「これ、沖縄のお土産。少ないけど愛さんと食べて」
そうだ。
今日ケビンと待ち合わせしたのは、お土産を渡すためだった。
愛さんと会うことができで、すっかり忘れていた。
「ありがとう」
と受け取るケビンから愛さんに視線を向ける。
「愛さん、ケビンのこと、よろしくお願いします。ケビンは最高の友達なのでオススメですっ」
どうかケビンの気持ちが通じますように。
「紗良ちゃんのお墨付きなら安心ね」
とケビンに笑いかける愛さん。
そこで2人とは別れた。
ケビンの気になる人が愛さんでよかった。
愛さんならケビンを裏切ったり、傷つけるようなことはしないだろうから。
思いやりがあって優しいケビンにも、幸せになってもらいたい。
それが愛さんとだったらいいな。