8月25日(後編)
歩くスピードを少しあげたところで見えてきた水樹くんの家…
の前にいるのは……
「っ…なんで…」
遠目から見てもわかる。
あれは奈々ちゃんだ。
それに向き合う形で立っているのは水樹くん。
ドキドキとうるさかった胸からスーッと引いていくものを感じた。
見ないほうがいい。
そうわかっているのに足が動かない。
何より2人から目をそらせない。
何を話しているのかなんてわからないけど、時折笑い合う姿から胸騒ぎがしていた。
そのまま2人を眺めていると…
ほらね、やっぱり…
見ないほうがよかった。
ここでやっと2人から視線をそらして足を動かすことができた。
の前にいるのは……
「っ…なんで…」
遠目から見てもわかる。
あれは奈々ちゃんだ。
それに向き合う形で立っているのは水樹くん。
ドキドキとうるさかった胸からスーッと引いていくものを感じた。
見ないほうがいい。
そうわかっているのに足が動かない。
何より2人から目をそらせない。
何を話しているのかなんてわからないけど、時折笑い合う姿から胸騒ぎがしていた。
そのまま2人を眺めていると…
ほらね、やっぱり…
見ないほうがよかった。
ここでやっと2人から視線をそらして足を動かすことができた。