記憶に残る恋愛を。
残りのコーヒーを一気に飲み干し、
歯磨きに取り掛かる。
終わったら髪にアイロンをかけ簡単に化粧を。
化粧が終われば昨日着ると決めておいた服に身を通す。
そうやっていつものルーティンを無事に終えて玄関に向かう。
最後に玄関の等身大の鏡で全身をチェックし、
「よし。」
そう呟き、パンプスを履いてドアを開けた
開けた瞬間に肌寒い朝の空気が出迎えてくれるのを感じる
「さむっ」
上着を再度しっかりと着込み直し
玄関から外へ一歩踏み出した