記憶に残る恋愛を。
寒さを振り払うように少し早足で駅に向かう
今日も歩き慣れた道を歩いていると、
サラリーマン、親子や学生など多くの人とすれ違う
ぶつからないように避けながら歩いていると
前から見慣れた制服に身を包んだ2人の女の子が歩いてくる
「昨日あのあとさ~!!」
「え!なになに?!」
朝から楽しそうにガールズトークを交わしながら私の横を通り過ぎた
会話の一部分が勝手に耳に入ってきてふふっと笑ってしまった
私にもあんな時期があったな~
と、思いながら。