さよならは僕のため

最後の会話

瑞凪「夜凪、お見舞いに来たよ」

あれから僕の病気は進行が早く

歩くことが出来なくなってきた

夜凪「…ありが…と」

そして、話すのもやっとの状態になった

瑞凪「夜凪、無理して話さなくていいよ…?」

夜凪「うう…ん…話、たい…瑞凪、と…」

瑞凪「夜凪…」

夜凪「あのね…瑞凪…」

もう今しか伝えられない

きっともう僕は話せなくなる

だから、伝えないと…

夜凪「すき…だ…よ、瑞凪の…こと」

瑞凪「っ…私も!私も夜凪が好きだよっ!」

夜凪「瑞凪…ごめん、ね、幸せに、出来なくて、」

瑞凪「夜凪、夜凪、!」

夜凪「僕は…君に出会え、て…よか、た」

瑞凪「夜凪、嫌だ、いかないで、!」

瑞凪が、ナースコールを押してるのがわかる

でも、もう僕には時間が無い…

夜凪「瑞凪…幸せに、…なって…」

これが僕の最後の言葉になった。

僕は生きているけど話せなくなった

そして、僕の残りの命は

あと、2日…
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