俺の、彼女は、可愛いすぎる
女「それから」

「そんなに急がせるなよ…思い出すと

俺…辛くなる…」

「幸いに命はとりとめたけど…精神的にや

られたみたい」

「なんで自殺したの?」

「…彼女…妊娠していたみたい…で駄目に

なって……」

女「ええ! 可哀想…彼氏は?」

「それが…彼女は本気だったけど、

男の方は遊びだったみたいで…」

女「その 男さいてい!彼女悩んでいたのね

可哀想…」(涙)



俺退院する前に彼女に告白した…

「ありがとうねって」…言いながら断られた。

男「もって、押せば良かったのに!」


"誰も好きになれないの"…彼女溢れんばか

りの涙ながしてたから…何も言えなかった…

「ホントに可愛かったなあ…

あんないい彼女騙すなんて!」


「そういえば、孝たちの学校じゃなかった

かなぁ」


「名前…なんだっけ…か、かれんちゃんっ


て言ってた!知らない?」


俺は孝と顔を合わせ愕然とした…


「その彼女…後で聞いたけど、

白血病って言ってた…」


女「彼女…最悪じゃん…

孝「それって…間違いじゃないの?

孝が聞いていた。


「詳しいことは知らないけど、

本当だよ、卒業式にも行かなかった

って言ってた」


孝「成宮…彼女と会ったのか?」

「うん!卒業して、こっちに来る前に一度

お見舞いに行ったよ」

女「まだ入院してるの?

違う病院に移るとか言ってた…」


俺は目頭があつくなり、心臓が壊れそう

だ!頭の中混乱…


孝は俺の方を見て呆然としていた。



ごめん!俺帰る…そう言ってお店を出た



涙が出てきた…


花恋…



< 117 / 145 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop