俺の、彼女は、可愛いすぎる
彼女の傍にいくと、花恋は目を覚ました。

「優弥傍にいてくれたのね…ありがと…です。」

「花恋のその喋り方懐かしい…」(笑)

喋り方?

「花恋は気ついてないけど、時々語尾に

"です"がつく!」

そう言えば友美も言ってた気がする

「可笑しい?

おかしくない…可愛いよ」

彼女は笑った。


「優弥……なぁに?…優弥の顔…触りたい

俺は彼女の顔近くに近付けた

花恋の細い手が俺の額、目、頬、唇と

触っていく。

俺は目頭が熱くなった。

彼女のおでこに軽くキスした…

涙を浮かべてた。


「優弥…遅くなるので…もう帰って…

もう少し…傍にいたいけど…だめ?」

彼女は首を振った。

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