あの日、雪が降っていてよかった。【完】
「あ、あの、雪村さん……?…っ、うわっ…!!」


突然、雪村さんに手を引っ張られて

前に倒れ込みそうになると

私のその声で目が覚めたのか、怪訝そうな顔をした雪村さんと目が合った。


『"うわ…?"っ……、な、なんでお前がここにいんの、』

「す、すみませんっ。ピザ、届いたので起こしに…、」

『チッ…、神室も雲英もいるだろ、なんで香月が、』

「す、すみません。」

< 116 / 557 >

この作品をシェア

pagetop