あの日、雪が降っていてよかった。【完】
『………もう遅いし、そろそろ寝ろよ。』
「あっ…、は、はい。」
『僕も今日はもう寝る、』
はい、と頷いて
雪村さんの部屋を出ようとしたその時。
ねぇ、と雪村さんに呼び止められた。
「は、はいっ…、」
『…………助かった。これ、pvできたら1番にお前に見せるから。』
「あ、ありがとう、ございますっ…。」
こんな私でも
誰かの、"雪村さん"の、役に立てたんだろうか。
ほんの何%だったとしても、そうだとしたなら
それはすごく、私にとって嬉しいことだと思うんだ。
「あっ…、は、はい。」
『僕も今日はもう寝る、』
はい、と頷いて
雪村さんの部屋を出ようとしたその時。
ねぇ、と雪村さんに呼び止められた。
「は、はいっ…、」
『…………助かった。これ、pvできたら1番にお前に見せるから。』
「あ、ありがとう、ございますっ…。」
こんな私でも
誰かの、"雪村さん"の、役に立てたんだろうか。
ほんの何%だったとしても、そうだとしたなら
それはすごく、私にとって嬉しいことだと思うんだ。