あの日、雪が降っていてよかった。【完】
『チッ…、切れたし…。』
はぁー、とため息をつくと
その瞬間コンコン、と僕の部屋のドアをノックする音が聞こえた。
「あっ、雪村さん…。ラーメン、きました。」
『ん。…ちょっと電話してて気づかなかった、』
すぐ行く、と言うと
香月はこくりと頷いて、待ってますね、とリビングへ戻っていった。
はぁー、とため息をつくと
その瞬間コンコン、と僕の部屋のドアをノックする音が聞こえた。
「あっ、雪村さん…。ラーメン、きました。」
『ん。…ちょっと電話してて気づかなかった、』
すぐ行く、と言うと
香月はこくりと頷いて、待ってますね、とリビングへ戻っていった。