あの日、雪が降っていてよかった。【完】
私は仕方なく最低限の身支度をして
リビングで待っていると
制服に着替えた雪村さんが、行くぞ、と私に声をかけた。
「あ、あの、」
『………なに、』
「なんで、そんなに私のこと…、」
まだ昨日会ったばかりの
それも、運の悪い偶然だ。
そんな私に、なんでここまでしてくれるのか
理解が出来なかった。
リビングで待っていると
制服に着替えた雪村さんが、行くぞ、と私に声をかけた。
「あ、あの、」
『………なに、』
「なんで、そんなに私のこと…、」
まだ昨日会ったばかりの
それも、運の悪い偶然だ。
そんな私に、なんでここまでしてくれるのか
理解が出来なかった。