あの日、雪が降っていてよかった。【完】
『ちょっと、今俺まで巻き込んだでしょ、忍。』
『え?だめだったー?』
『いや、俺は別に構わないけど…、』
神室先輩がそういうと
じゃー決まり、と雲英先輩は笑って
私に言った。
『俺は唯ちゃんって呼ぶから、"雲英先輩"とか堅苦しーのはなしね、』
「は、はい。わかりました、えと、忍、さん。」
『"さんづけ"かぁー、それはそれで新鮮でいいね!』
ぐっと親指を立てる忍さんを横目に
仁さんはごめんね、と言わんばかりに私に両手を合わせた。
『え?だめだったー?』
『いや、俺は別に構わないけど…、』
神室先輩がそういうと
じゃー決まり、と雲英先輩は笑って
私に言った。
『俺は唯ちゃんって呼ぶから、"雲英先輩"とか堅苦しーのはなしね、』
「は、はい。わかりました、えと、忍、さん。」
『"さんづけ"かぁー、それはそれで新鮮でいいね!』
ぐっと親指を立てる忍さんを横目に
仁さんはごめんね、と言わんばかりに私に両手を合わせた。