恋する乙女の下着事情
<コスメティック・会社・受付・その2>
受付の女性が、
手提げの袋をカウンターの上に置いた。
「こちらをお渡しするようにと・・」
「ありがとうございます。」
リノアは頭を下げたが、
心はもう、途中にあった有名ブランドの
ケーキショップに立ち寄るか、否かで葛藤を始めていた。
ここまで来たんだ!!!
やっぱりケーキを買って帰ろう!
と、決心して、
リノアが、受付から離れようとした時、
すぐ脇のエレベーターが開き、
男女が出てきた。
男性は、
高屋敷が<支社長>と呼んでいた人だ。
女性はモデルさんか女優さんだろう。
華やかなドレスに、毛皮のコートを身につけて目立つ。
リノアはすぐに<ヤモリ>状態で
壁に張り付き、よけた。
「あれ・・君は・・?」
支社長がリノアの存在に気が付き、足が止まった。
受付の女性が、
手提げの袋をカウンターの上に置いた。
「こちらをお渡しするようにと・・」
「ありがとうございます。」
リノアは頭を下げたが、
心はもう、途中にあった有名ブランドの
ケーキショップに立ち寄るか、否かで葛藤を始めていた。
ここまで来たんだ!!!
やっぱりケーキを買って帰ろう!
と、決心して、
リノアが、受付から離れようとした時、
すぐ脇のエレベーターが開き、
男女が出てきた。
男性は、
高屋敷が<支社長>と呼んでいた人だ。
女性はモデルさんか女優さんだろう。
華やかなドレスに、毛皮のコートを身につけて目立つ。
リノアはすぐに<ヤモリ>状態で
壁に張り付き、よけた。
「あれ・・君は・・?」
支社長がリノアの存在に気が付き、足が止まった。