恋する乙女の下着事情
<保育園・調理室・その2>

そうだ・・
高屋敷のあの待ち受け画面を思いだした。
「あの・・居合いをやるのですか?」
リノアが聞いた。

「まぁ、いろいろやるが・・
どちらかというと特殊部隊のほうに興味がある。軍事訓練だ。
あと、小型セスナとか、船舶とか、操縦もやる」

「特殊部隊っていうと・・
シールズとかいうやつですか」
リノアはサバゲー大好きの門下生が、VTRを見ていたのを思い出した。
「よく知っているな!」

支社長は少し驚いたように、リノアを見た。
「まぁ・・俺はあくまでも趣味だからな。
でも、かなり金がかかる。
しかたないので、
こうやって雇われコンサルをしているが」

この人は軍事オタクだったのか。
戦闘ゲーム大好き種族ってか。

「そうなんですね」
リノアは大根を洗うのに集中していたので、特に何の感情も入れず言った。
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