恋する乙女の下着事情
<廊下の決闘・その7>

「よしっ!
車の後部座席に突っ込むぞ。
お前は足を持て!」

リノアは荷物を抱えるように
2人に横抱きされて、
後部座席に乗せられた。

「片づけておけっ!後で連絡する!」
支社長は車に飛び乗り発進させた。
車は猛スピードで遠ざかる。

車が視界から消えると
高屋敷は座り込んで、肩で息をした。

「えつ?どこにリノアちゃん連れてっちゃうの?まさか・・
山に捨てちゃうか・・」

「支社長・・
なんか縛り方が慣れてるんですけど・・・」
高屋敷の脳内は???で一杯になっていた。

「こんなことになるなら・・!
あたしの精子、あげてもよかったのにぃ・・」

「リノアちゃん・・・
ガーターベルトがついていたら
完璧だった・・
画像、撮っておけばよかった」
高屋敷は、別の意味で後悔していた。

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