恋する乙女の下着事情
<山荘・リビング・その6>
「すぐ、医者に行くぞ。
俺のコートを着とけ。
山を下りたら着るものは、何とか買えるだろう。」
支社長はコートを放り投げた。
「車で待っている。
着替えたら来い」
支社長がさっさと出て行った。
やはり体育会系の人だ。
高屋敷さんに謝って、次はじいちゃんに報告か。
リノアはバスローブを脱ぎ、
コートを羽織った。
・・柑橘系の香りがする。
私はまだ、
この人をよく知らないけど、
この人を好きになるのは
たぶん、時間の問題だ。
「すぐ、医者に行くぞ。
俺のコートを着とけ。
山を下りたら着るものは、何とか買えるだろう。」
支社長はコートを放り投げた。
「車で待っている。
着替えたら来い」
支社長がさっさと出て行った。
やはり体育会系の人だ。
高屋敷さんに謝って、次はじいちゃんに報告か。
リノアはバスローブを脱ぎ、
コートを羽織った。
・・柑橘系の香りがする。
私はまだ、
この人をよく知らないけど、
この人を好きになるのは
たぶん、時間の問題だ。