fate

出会い

出会いは突然に……

私は、高校二年生の速瀬和美。髪の毛の色は茶色でくるくるしまくってるから、みんなからは“ギャル系”って思われてる。中学生の時は真面目だったんだけど、ムカつく母の態度に反抗をしていたら、気づけば不良になっていた。
だから、友達だとか恋人だとかはっきり言ってめんどいだけだった。
けれど、ホストをしている山崎勇斗って言う人に逢った瞬間、私の心が変わり始める。
そして、今も勇斗を思い続けているの。



大雨のなか、
傘を忘れたた私はカバンを頭の上にのせ急いで家に向かう。
けれど、人混みの多い東京はなかなか思うように進まない。
その時、誰かが後ろから私の肩に思いっきりぶつかってきた。
ーバンっー
私は、勢い良く水たまりの中にころんだ。
私は、ブチ切れしぶつかってきた人にむかってすごい剣幕で怒鳴り散らす。
和美:｢何すんのよ！｣
その人の、顔を見た途端目を見開いた。
そこにいたのは、今までに見てきたどんな男の人にもかなわない位の美形の男の人がいたから。
私は、つばをゴクンとのんだ。。
勇斗:｢大丈夫？ごめん。よそ見してた。あっ！制服汚れちゃったな。弁償するよ。｣
思わず見とれてしまうようなすごくすごくかっこよかった。