【完結】ドSな救命医に見初められ、婚姻関係を結びました。


「どうぞ。たくさん炊いたので、遠慮なく食べてください」

「よし、じゃあ食べるか」

 そう言って席を立った北斗さんは、炊飯器を開けて山盛りにご飯をよそってきた。

「え、そんなに食べれるんですか?」

「ああ」

 す、すごい……。そんなに食べれるなんて、すごすぎる。

「さくらももっと食べた方がいいぞ?救命医は体力勝負だし」

「わ、分かってますけど……」

 そんなに食べるなんて、無理……。お腹いっぱいになりすぎて死にそうになりそう……。

「まぁ、別の意味でたくさん体力つけないと……だけどな?」

「……はい?」

 北斗さん。それは一体、どういう意味ですか……?

「決まってるだろ?゙あっぢの方、だ」

「な、なっ……!」

 北斗さんってば、なんてことを……!

「さくらにもっと体力がつくように、少し夜の営みの回数を増やさないと……だな?」

「い、いえ……! 大丈夫です!」

 そんなことを言われると、本当に北斗さんとそうならないといけなくなりそうで怖い……。

「さくらももっと体力つけないと、これから持たないだろ?」

「そ、それは……」
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