悪魔と人間
☆☆☆
カレンとの何度目かのデート。
その日カレンはこんなことを言いだした。
「私、今の大学をやめようと思うの」
「え?」
夢ごこちだった幸男はそっと目を開けて、隣にいるカレンを見た。
「だって、もっと幸男さんと一緒にいたもの。一緒に暮らすくらいのお金はあるでしょ?」
カレンの言葉に、幸男は軽く笑った。
「当たり前だろう」
「そうよね。お金なんて捨てるほど持ってるわよね」
「あぁ」
幸男が頷くと、カレンはとても愛しそうに夢に落ちる幸男にキスをした。
カレンとの何度目かのデート。
その日カレンはこんなことを言いだした。
「私、今の大学をやめようと思うの」
「え?」
夢ごこちだった幸男はそっと目を開けて、隣にいるカレンを見た。
「だって、もっと幸男さんと一緒にいたもの。一緒に暮らすくらいのお金はあるでしょ?」
カレンの言葉に、幸男は軽く笑った。
「当たり前だろう」
「そうよね。お金なんて捨てるほど持ってるわよね」
「あぁ」
幸男が頷くと、カレンはとても愛しそうに夢に落ちる幸男にキスをした。