俺が好きなのは、世界一可愛い君
「えっなっえぇ?」
理解の追い付いていない怜ちゃんに、長細い箱を渡す。
「これは?」
「開けていいよ……どうしたら、怜ちゃんが俺の言葉を信じてくれるかなって思ったらちょうどいいものを見つけたんだ」
そんなもの、ただの友達には渡さないでしょ?
そう心のなかで訊ねる。
「ネックレス?」
そう、はなのモチーフをしたネックレス。
重かっただろうか?
もちろん気持ち的に……
でも、今逃げ帰る訳には行かない。
「そうだよ。その花びらの部分にはまってる、オレンジピンクの石はね、パパラチアサファイアって言うんだ。石にも花みたいに石言葉ってのがあって、それは3つ意味があるんだけど、そのうちの1つが、一途な愛なんだよ。ちょうど怜ちゃんの……9月の誕生石でもあるんだよ」
理解の追い付いていない怜ちゃんに、長細い箱を渡す。
「これは?」
「開けていいよ……どうしたら、怜ちゃんが俺の言葉を信じてくれるかなって思ったらちょうどいいものを見つけたんだ」
そんなもの、ただの友達には渡さないでしょ?
そう心のなかで訊ねる。
「ネックレス?」
そう、はなのモチーフをしたネックレス。
重かっただろうか?
もちろん気持ち的に……
でも、今逃げ帰る訳には行かない。
「そうだよ。その花びらの部分にはまってる、オレンジピンクの石はね、パパラチアサファイアって言うんだ。石にも花みたいに石言葉ってのがあって、それは3つ意味があるんだけど、そのうちの1つが、一途な愛なんだよ。ちょうど怜ちゃんの……9月の誕生石でもあるんだよ」