俺が好きなのは、世界一可愛い君
怜ちゃんの口が、薄く開く。
何を……言うのだろうか。
良く考えたら俺らの今の関係は、告った人と、告られたひと。
返事だ。
ようやくピンときた。
緊張で額から変な汗が湧き出る。
「私ッだって、ううん、私の方がずっと好きだもん! 楓くんのバカ!!」
え……ホントに?
って言うか、かっわよ……
「人間関係の不安とか、極力動かなければ大丈夫なのに体調を理由にして未だにあの教室にいるのだって!! 楓くんは隠してるけど、私のところに毎日走って来てくれるのが嬉しかったからだし……それに!楓くんの笑った顔が好きだなぁーって思ってたら、ここちゃんとか他の子に向ける顔と全然違うなってなって、ムズムズした気持ちになって! なのにあんなこと言うし……」
何を……言うのだろうか。
良く考えたら俺らの今の関係は、告った人と、告られたひと。
返事だ。
ようやくピンときた。
緊張で額から変な汗が湧き出る。
「私ッだって、ううん、私の方がずっと好きだもん! 楓くんのバカ!!」
え……ホントに?
って言うか、かっわよ……
「人間関係の不安とか、極力動かなければ大丈夫なのに体調を理由にして未だにあの教室にいるのだって!! 楓くんは隠してるけど、私のところに毎日走って来てくれるのが嬉しかったからだし……それに!楓くんの笑った顔が好きだなぁーって思ってたら、ここちゃんとか他の子に向ける顔と全然違うなってなって、ムズムズした気持ちになって! なのにあんなこと言うし……」