幼なじみはトップアイドル 〜ちさ姉を好きになっていいのは俺だけ〜
好天に誘われて、レジャーシートを敷いてお弁当を食べている家族連れや、あたりに魅惑的な匂いを充満させながら、バーベキューをしている人々の姿も見える。
「いいな。おれもここで食いたい」
璃音はコンビニで買ったおにぎりの入ったエコバックを掲げて見せる。
「だめだよ。こんなに人がいるところに長居したら、さすがにバレちゃうかもしれないよ」
「あーあ」
璃音は大きく伸びをした。
「ったく、芸能人って窮屈だよな。行きたいとこにも行けないし、こうやって、いつもコソコソしなきゃいけないし」
「でも、一般人にできないこと、いろいろ経験できるじゃん」
「まあ、そうだけど。でもさ……」
そこで言葉を切ると、璃音はわたしに視線を向けた。
「いいな。おれもここで食いたい」
璃音はコンビニで買ったおにぎりの入ったエコバックを掲げて見せる。
「だめだよ。こんなに人がいるところに長居したら、さすがにバレちゃうかもしれないよ」
「あーあ」
璃音は大きく伸びをした。
「ったく、芸能人って窮屈だよな。行きたいとこにも行けないし、こうやって、いつもコソコソしなきゃいけないし」
「でも、一般人にできないこと、いろいろ経験できるじゃん」
「まあ、そうだけど。でもさ……」
そこで言葉を切ると、璃音はわたしに視線を向けた。