幼なじみはトップアイドル 〜ちさ姉を好きになっていいのは俺だけ〜
「好きな相手とデートしたくても、つねに人目を気にしなきゃいけないんだぜ」
えっ? 好きな相手?
わたしは思わず聞き返していた。
「好きな人、いるの?」
「いるよ」
璃音は、なんで驚くんだ、とでも言うようにあっさり答えた。
一瞬ドキっとした。
ああ。
でもよく考えれば、いない訳がないか。
璃音だって、ハタチを過ぎた立派な大人なんだから。
逆になんで、璃音に好きな人がいるのを意外に思ったんだろう。
こうやって、ふたりで川べりの散歩なんかしてると、子供時代に戻ったみたいでつい忘れてしまうけど、彼がいる世界は美男美女だらけの芸能界。
好きな人のひとりやふたりいないほうがおかしいのに。
えっ? 好きな相手?
わたしは思わず聞き返していた。
「好きな人、いるの?」
「いるよ」
璃音は、なんで驚くんだ、とでも言うようにあっさり答えた。
一瞬ドキっとした。
ああ。
でもよく考えれば、いない訳がないか。
璃音だって、ハタチを過ぎた立派な大人なんだから。
逆になんで、璃音に好きな人がいるのを意外に思ったんだろう。
こうやって、ふたりで川べりの散歩なんかしてると、子供時代に戻ったみたいでつい忘れてしまうけど、彼がいる世界は美男美女だらけの芸能界。
好きな人のひとりやふたりいないほうがおかしいのに。