幼なじみはトップアイドル 〜ちさ姉を好きになっていいのは俺だけ〜
リモコンを掴み、音量ボタンを押しながら、わたしはソファーにダラーっと腰かけてる相手に言った。
「そんな大きな音にしないで。お隣さんから苦情がきちゃうから」
「お。おかえり。遅かったじゃん。なあ、早くなんか食うもん! 朝飯食ってから、ポテチつまんだだけ。もう腹ペコ通りすぎて餓死寸前」
やっぱり……そんな気はしてた。
「ちゃんと冷蔵庫に昨日の残りがあるから、お昼に食べてって言っておいたでしょ?」
「だってさ。冷たくてまずいじゃん」
わたしは腕組みして、その言葉の主を軽く睨んだ。
「あのね。それを温めるためにレンジって文明の利器が存在してるんだけど」
「おれ、下手なんだもん。レンジ使うの。すぐ爆発するんだよね、なんでか。黒焦げになっちゃうときもあるけど」
はーっ。
レンジの使い方も知らないのか……
先が思いやられる。
「そんな大きな音にしないで。お隣さんから苦情がきちゃうから」
「お。おかえり。遅かったじゃん。なあ、早くなんか食うもん! 朝飯食ってから、ポテチつまんだだけ。もう腹ペコ通りすぎて餓死寸前」
やっぱり……そんな気はしてた。
「ちゃんと冷蔵庫に昨日の残りがあるから、お昼に食べてって言っておいたでしょ?」
「だってさ。冷たくてまずいじゃん」
わたしは腕組みして、その言葉の主を軽く睨んだ。
「あのね。それを温めるためにレンジって文明の利器が存在してるんだけど」
「おれ、下手なんだもん。レンジ使うの。すぐ爆発するんだよね、なんでか。黒焦げになっちゃうときもあるけど」
はーっ。
レンジの使い方も知らないのか……
先が思いやられる。