U&I
私は変にムズムズして無言で結んだ髪を解くと、由宇は冷蔵庫を開けた。
朝食を作るようだ。
何かを探しているが、何だろうと様子を見ていると中から出したのは生クリームの小さいパック。
「由宇って昔から生クリーム好きだよね」
「うん、美味しいもん」
由宇は男の子だが生クリームが大好物だ。
「何作るの?」
「内緒」
内緒と言われたので由宇の行動を観察することにした。
大きなボウルとハンドミキサーをシンク下から出すと、ボウルの中に生クリームと、棚から出した砂糖をその中にドバッと入れるとハンドミキサーのコンセントを差してスイッチを入れるとかき混ぜ始めた。
五分後、ホイップが出来た。
キッチンの食パンを袋から一枚取ると、作ったホイップを惜しみなく山盛りに塗りたくり、私に差し向けた。
朝食を作るようだ。
何かを探しているが、何だろうと様子を見ていると中から出したのは生クリームの小さいパック。
「由宇って昔から生クリーム好きだよね」
「うん、美味しいもん」
由宇は男の子だが生クリームが大好物だ。
「何作るの?」
「内緒」
内緒と言われたので由宇の行動を観察することにした。
大きなボウルとハンドミキサーをシンク下から出すと、ボウルの中に生クリームと、棚から出した砂糖をその中にドバッと入れるとハンドミキサーのコンセントを差してスイッチを入れるとかき混ぜ始めた。
五分後、ホイップが出来た。
キッチンの食パンを袋から一枚取ると、作ったホイップを惜しみなく山盛りに塗りたくり、私に差し向けた。