U&I
「はい、完成」


満足そうなにこにこの笑顔の由宇に唖然となった。


「これが朝ご飯!?毎朝これじゃないよね!?」

「大体これだよ。あ、チョコソース欲しい?それともチョコスプレー?」


ここはお菓子屋さんですか?


「こんなのばっか食べてたら太るよ。マネージャーさんに怒られるよ」


私が注意すると突然お皿にパンを置いた。
どうしたのだろうと見ていたら、由宇は突然上に着ていた長袖のTシャツを脱いだ。

突然目の前に現れた素肌。
その身体には無駄な贅肉は一つも見当たらないが、それどころではない。


「!!?」


私は声にならない声が出て、顔を真っ赤にしてフリーズしてしまう。
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