U&I
どうしたのだろうと様子を見ていると、由宇はポスターを勢いよくバリっ!と剥がした。
突然の由宇の行動に私は動けず呆然としていると、目の前でビリビリビリビリっと、半分、また半分と、小さくなっていく航君のポスター。
最終的に手で小さく丸めるとゴミ箱にポイっ。
「あー!航君がぁ!!」
ショックすぎてムンクの叫びのような顔をしながら私は捨てられたゴミ箱に思わず飛びついた。
「代わりに俺のポスターあげる。すぐに俺んち来てね」
背中に聞こえてきた声に苛立って振り向くと、笑顔の由宇が居た。
そんな由宇に私のこめかみには青筋が立つ。
「何で!?絶対行かない!」
叫んだ途端、由宇の眉尻は悲しそうに下がっていく。
「酷い……昨日朝食一緒に食べるって約束したのに……」
だからその捨て犬の顔やめて。
突然の由宇の行動に私は動けず呆然としていると、目の前でビリビリビリビリっと、半分、また半分と、小さくなっていく航君のポスター。
最終的に手で小さく丸めるとゴミ箱にポイっ。
「あー!航君がぁ!!」
ショックすぎてムンクの叫びのような顔をしながら私は捨てられたゴミ箱に思わず飛びついた。
「代わりに俺のポスターあげる。すぐに俺んち来てね」
背中に聞こえてきた声に苛立って振り向くと、笑顔の由宇が居た。
そんな由宇に私のこめかみには青筋が立つ。
「何で!?絶対行かない!」
叫んだ途端、由宇の眉尻は悲しそうに下がっていく。
「酷い……昨日朝食一緒に食べるって約束したのに……」
だからその捨て犬の顔やめて。