星のような君の隣にいたい。〜番外編〜
朝、目が覚めると

翔から連絡が来ていて

今日、優希のお通夜をするらしい。

「来てやって欲しいんだって」

優希の両親が直接、

翔にそう言ったらしい。

もちろん行く。

だけど今まで葬式とか

出たことなんかないし、

喪服なんてなくて俺は制服を着た。

「明日は葬式か·····」

やらなきゃいけないことでも

こんなに淡々と優希と

お別れをしないといけないなんて。
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