星のような君の隣にいたい。〜番外編〜
それから通夜があって、

葬式もした。

制服を着て、電車に乗り、

優希と最後のお別れに行った。

葬式をした日、

俺は帰る前に

大事な仕事があった。

優希の両親に手紙を渡した。

優希から託された、

大事な手紙。

手紙を出すと

2人は俺が説明する前に

気づいていた。

大事な一人息子からの

最後の言葉だと。

2人は泣きながら

俺にお礼を言ってくれた。
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