星のような君の隣にいたい。〜番外編〜
「自分で帰れるんで大丈夫です」

断ると少しムッとした顔で

言った。

「いいから乗りなさい

どうせ行くつもりだったんだから」

「どこにですか?」

「あなたの家」

俺の家に?

「手紙、

絶対に渡して欲しい

自分の家の前だからって」

そこまでするんだったら

俺に直接渡せばいいものを。
< 189 / 326 >

この作品をシェア

pagetop