星のような君の隣にいたい。〜番外編〜
朝日が髪を乾かしている時、

私は引き出しを開けた。

そこにあるのは

優希さんからの手紙。

「陽葵?」

朝日が髪を乾かしたようで

私の目線の先を見た。

「·····開けるの?」

「朝日ならどうする·····?」

私は聞いた。

「私じゃなくて

陽葵が決めなきゃ

もし開けるんだったら

一緒にいてもいいし、

1人で読みたいんなら帰るよ」

朝日は私の手を握りそう言った。
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