星のような君の隣にいたい。〜番外編〜
「すぐ近くだから平気」

私が断ると

「さすがに女の子を

一人で帰せないって」

そう言われて

渋々承諾した。

翔兄と由香さんと別れて

家に向かって二人で歩いた。

「·····にしてもすごくない?」

蓮くんは唐突に言ってきた。

「·····何が?」

私は意味がわからず聞き返した。

「陽葵ちゃんのお酒の強さ」
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